堺市のタニダ鍼灸治療院|トリガーポイント施術に特化

072-269-4901

定休:不定休

格闘技の練習中に発症した腰痛

格闘技の練習中に発症した腰痛

■来院された方:Dさん・堺市在住・30代男性
■主な症状:右腰部の痛み

来院までの経緯

数日前、格闘技の練習中に急な腰の痛みに襲われ動けなくなる。翌朝は腰が固まった状態で、起き上がるのに20分かかるほどの激痛だった。練習できる状態には程遠く、試合に向けて早期改善を図るべく来院した。

初回来院時の主な悩み

  • 痛みのせいでまともに練習ができない
  • 試合を控えているため早く練習を再開したい

初回来院時の体の状態

  • 右腰殿部に限局した圧痛を認める
  • 熱感をはじめとする炎症所見あり

施術の様子



腰痛に対するトリガーポイント鍼療法

施術経過

 

1~2回目

腰部多裂筋と腸肋筋、大殿筋のトリガーポイントに刺鍼。腰殿部の広範囲に整体を施す。

3回目

痛みが大幅に軽減し、実戦形式以外の練習は問題なくできるように。練習開始直後は少し痛むが、体が温まるにつれて気にならなくなる。
練習量・強度の増加に備え、施術範囲を拡大し調整。

4回目

日常生活のふとした動作で痛みを感じることはあるものの、ほとんど問題ないとのこと。8~9割がた回復したと自覚。
残存する発痛部を検索しながら施術する。

5回目

痛みの再発もなく良い状態を維持できているため、短期集中の施術は終了。
定期メンテナンスの施術に移行する。

施術者から

施術者:院長 谷田陽平(鍼灸師)基本的にぎっくり腰は長期間続くことはなく、服薬や安静のみでも激痛は落ち着きます。Dさんもそれはわかっていたようですが、早く良くするために、より積極的なケアとして鍼治療を選択されたそうです。

Dさんは格闘技、それもプロの選手であることから、厳しいトレーニングによる疲労・ダメージの蓄積が腰痛の一因になっていることは容易に想像がつきました。
初回施術の時点で観察された腰部の炎症が懸念材料ではありましたが、幸い施術の妨げになるほどでもなく、結果的に想定より短い期間で改善することができました。

本症例が示すように、痛みの責任組織に直接働きかけて修復機能を駆動できる鍼治療は、回復を促進し、痛みの再発や慢性化の予防にも貢献します。
同じようにお困りの方は、選択肢のひとつとして鍼治療を検討してみてはいかがでしょうか。

腰の痛みでお悩みの方は、腰痛について詳しく書いたページを参考にしてみてください。