自律神経失調症とどう向き合うか
自律神経失調症の治療に鍼灸を取り入れる方の多くは
- 病院で検査をしてもらったけど、これといった異常が見つからず特に何もしてもらえなかった
- 薬で思うような改善が見られない
- あまり薬を飲みたくない
といった不満や考えを持っている傾向にあります。
医師としては
- ストレスの管理や対症的な治療を適切に行えば症状が軽快することが多い
- 大きな病気ではないことがわかれば患者さんに安心してもらえる
このような考えがあって自律神経失調症の診断を下すことが多いようですが、それを汲み取れずに「原因がわからないから自律神経失調症で片付けられてしまった」と感じてしまう患者さんも少なくないようです。
もしかすると「原因がわからないから」というケースもあるのかもしれませんが、不信感から服薬や通院を止めたせいで治るべきものが治らないというケースも多いのではないかと思われます。
そうならないよう、まずは医師とのコミュニケーションをしっかり取りながら適切な治療を受けましょう。
自律神経失調症と鍼灸
自律神経失調症の治療として鍼灸をご利用になる方は大勢おられます。
確かに鍼灸は自律神経系の症状とも相性が良いですが、鍼灸を受ければ簡単に良くなるというわけではありませんし、誰もが一律に改善するわけでもありません。
自律神経失調症は改善までにかかる回数・期間の個人差が大きく、何回でどの程度変化するという予想が難しい症状です。鍼灸をご利用になる際は長期的な施術になるという前提で、施術者との信頼関係を築きながら根気よく改善を目指すことを心掛けましょう。
必要に応じて病院もうまく活用し、焦らずに治療を進めて欲しいと思います。
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