頭痛持ちは要注意!難治性の薬物乱用頭痛

難治性の薬物乱用頭痛

薬物乱用頭痛とは

薬物乱用頭痛とは、もともと頭痛のある人が薬(鎮痛薬やトリプタン製剤)を乱用することで合併する頭痛で、鎮痛薬が効かず慢性的な頭痛に悩まされる二次性頭痛です。
一次性頭痛(頭痛持ちの頭痛)の中でも緊張性頭痛と片頭痛の人、特に片頭痛の人が合併しやすく、男女で比べると男性よりも女性に多い頭痛です。
薬物乱用頭痛は再発率の高い難治性の頭痛と言われ、うつ病との関連も指摘されています。

 

 

チェックポイント

頭痛の為に薬を飲んでいる人で、以下の項目に当てはまる人は薬物乱用頭痛の可能性があります。

 

✅ ひと月に15日以上頭痛がある
✅ ひと月に10日以上頭痛薬を飲んでいる
✅ 薬の効果がなくなってきている
✅ 薬を飲む量が増えてきている
✅ 薬を飲んでいるのに頭痛が以前よりひどくなってきている

 

 

対策

薬物乱用頭痛が疑われる場合は自己判断で対処せずに専門医に診てもらいましょう。
ドラッグストアなどで簡単に薬を購入できるのは非常に便利な反面、市販の複合鎮痛薬は薬物乱用頭痛の原因となりやすいため注意が必要です。ドラッグストアなどで薬を購入する際は、できる限り薬剤師に相談するようにしましょう。

薬物乱用頭痛は再発率の高い頭痛であることからも、日頃から不用意な服薬を避けて予防に努めることが大事です。頭痛持ちの方、特に片頭痛と緊張型頭痛の方は今一度薬の使用について見直してみてはいかがでしょうか。

 

緊張型頭痛についてはこちら☟

頭痛(緊張型頭痛)の原因とその対処法

 


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