頭痛の原因はストレートネック?
■来院された方:Hさん・大阪市在住・30代女性
■主な症状:頭痛、頚部痛
来院までの経緯
3カ月ほど前に首を寝違えてから手のしびれが出現し、しばらくして頭痛を発症。MRI等の検査では異常なし。服薬で様子を見るうちに手のしびれは取れたが、頭痛は相変わらずで首の痛みも残存していた。その後、近医にてストレートネックと言われて姿勢矯正の整体に通うも症状は変わらず。知人の勧めで来院に至った。
初回来院時の主な悩み
- 薬を飲んでも痛みが軽減しない
- 頭痛で仕事中の集中力が低下してしまう
- 調子が良い日も頭痛が出ないか不安になる
- 首の痛みでデスクワークが苦痛
初回来院時の体の状態
- 頚部筋に強い圧痛と筋緊張を認める
- 頚部の可動域制限(特に上を向く、振り返る動き)
- 姿勢異常は認めず
- 前日の睡眠不足による倦怠感
施術経過
後頭部から背中にかけて、背面に絞って施術。
首の痛みは半減し、可動域も拡大。
首の側面の施術を追加。頭痛を再現するトリガーポイントが見つかる。
頭痛は週に1回程度に落ち着き、服薬回数も減っていることを確認。首の痛みも7割がた取れ、可動域はほぼ正常に戻る。
頭部の施術を追加。
頭痛薬を必要としなくなり、首の痛みもほとんど取れていることから、7回目をもって集中的な施術を終了。
以後、予防的に定期施術を継続。
施術者から
ストレートネックとは、その名のとおり頚椎(首の骨)のカーブが失われて真っ直ぐになっている状態を指します。一般的には、ストレートネックが首の痛みや肩こり、頭痛、めまい、腕のしびれなどを引き起こすと考えられていますが、逆のパターンもあることはあまり知られていないようです。
例えば寝違えやむち打ちなど、急性発症の頚部痛でもしばしばストレートネックは観察され、これは筋肉の防御反応によるものと言われています。この場合、ストレートネックは痛みの結果であって原因ではありません。
Hさんはまさにこのパターンで、頚部筋を中心としたトリガーポイント・アプローチで頭痛も頚部痛も良くなりました。
ストレートネックと症状との因果がどうであれ、長期化するほど頚部への負担は蓄積し、過敏/発痛部の拡大・増加が進みます。限界まで我慢していては回復しづらくなるため、そうなる前に専門家の手を借りるのが得策です。
また、「私の首はまっすぐだから、すごく悪い状態なんだ」とネガティブに捉えすぎるのも、痛みを悪化させる可能性があるため避けなければいけません。必要以上に不安にならないよう、ストレートネックについて正しく理解しておくことが重要です。
当院ではカウンセリングで得た情報をもとに、ひとりひとりに合わせた施術プランを提案しています。ストレートネックでお悩みの方は一度ご相談ください。
