月別アーカイブ: 2019年11月

めまいと首こり

首・肩

めまい発生!何科を受診する? めまいはグルグルと景色が回転するように感じる回転性のめまい、フワフワとした感じの浮動性めまい(めまい感)に大別されます。   めまいを発症したとき何科を受診すべきか迷うことも多いようですが   物が二重に見える 呂律がまわらない 顔や手足のシビレを伴っている 手足に力が入らない 失神、意識が遠のく 激しい頭痛や嘔吐 といった症状を伴う場合は危険なめまいの可能性があります。その際は速やかに脳神経外科や神経内科を受診しましょう。 上記症状がなく、めまいのみ又は耳の症状(耳鳴り、耳閉感、聴こえづらさ等)を伴うめまいはまず耳鼻科で診てもらうとよいでしょう。     めまいはどのように起こるか? めまいは姿勢や運動を認識する機構に異常が生じることで起こります。   姿勢や運動は   ①内耳 ②目 ③筋肉・関節   からの情報を   ④脳   が統合・処理することで認識されます。 ①~③のいずれかに問題が生じると正常な情報と誤った情報が入り乱れることになり、結果としてめまいを自覚すると言われています。 また④の異常により情報処理がうまくできない場合にもめまいが起こります。     めまいと首こりの関係 めまいといえば脳や耳の異常だと思われがちですが、脳の検査でも異常が見つからず、かといって耳鼻科にかかってもなかなか良くならないという方が多いのも事実です。 こうしたケースでは特に首回りの筋肉の異常(首こり)を認めやすく、筋肉・関節から脳へ異常な情報が送られることでめまいが生じている可能性が高いと予想されます。 このタイプのめまいは特に鍼灸の効果が期待でき、首こりの治療で非常に有名な医師も鍼灸を取り入れているくらいです。     まとめ めまいの症状が現れたとき、先ず必要なのが危険なめまいかどうかの判別です。 危険なめまいでなければ最初に疑われるのは内耳の問題ですが、コリとめまいの関係も考慮する必要があります。 特に医療機関で然るべき治療を受けても改善しないようなケースではコリ由来の可能性が高く、本格的に対策を講じるべきでしょう。 頑固なコリは鍼の得意分野なので、鍼治療を取り入れてみるのもオススメです。 また、不規則な生活やストレス、疲労などもめまいを助長します。ご自身でも食事、睡眠、運動など日常生活を見直し、問題があれば改善していく努力も怠らないようにしましょう。     めまいについてはこちらもご覧ください。   LINE無料相談受付中! 友達登録はこちら☟    続きを読む

鍼灸の補助的施術「吸い玉」について

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  今回は当院でも受けられる方が多い「吸い玉」をご紹介します。   吸い玉は吸角やカッピングとも呼ばれ、鍼灸院では比較的よく用いられている施術です。   竹の吸い玉(中国の病院にて撮影)   多くの施術、例えばマッサージなどが身体の外→内への刺激であるのに対し、吸い玉は容器の中を陰圧にすることで皮膚を容器内に引っ張り上げる内→外への刺激となります。そういった意味では珍しい施術だと言えます。   吸い玉施術例(五十肩)   吸い玉は循環の改善、凝りやむくみなどに対して効果があると言われています。 当院では鍼灸の補助として用いるだけでなく、筋膜リリース的な特殊な使い方をする場合もあります。     吸い玉の難点はアザが残ってしまうことです。もちろん個人差もありますし、時間が経てば完全に消えてしまいますが。。   吸い玉によるアザ(当日)   写真を見てもらっても分かるように吸いつけた箇所全て一律にアザが残るわけではなく、循環の悪い箇所ほど濃い色が残ります。 このアザが消えるまでの期間は通常10日前後です。   吸い玉によるアザ(5日後)   吸い玉によるアザ(8日後)   吸い玉によるアザ(12日後)   再度施術をするとまたアザが残りますが、何度か繰り返すうちにアザ自体が残りにくくなっていきます。   吸い玉はマッサージなどとは一味違った独特の心地よさで、当院でも男女問わずご好評頂いている施術です。鍼灸治療との相性も良いのでアザを気にしない方は是非一度お試しください。   お問い合わせはこちら 電話・LINE・メールに対応   LINE無料相談受付中! 友達登録はこちら☟    続きを読む

健康寿命を延ばすために

院外活動

先日、JR津久野駅前の早稲田イーライフ津久野さんで「地域密着型運営推進会議」に参加してきました。   運営推進会議は今回で3回目の出席。       細かい内容はさておき、利用者さんやケアマネージャーさんの話を聴いて介護予防フィットネスのニーズの高さを改めて認識することができました。 それぞれ意見を出し合い、より良いサービスに活かすという貴重な場に地域住民代表という形で参加させていただけるのはありがたいことですし、私自身も何らかの形で地域の方の健康に寄与できるよう協力できればと思います。   疼痛管理(鍼灸)⇔デイサービス(介護予防フィットネス)   この関係が築けるのが理想かなぁ・・・。     会議の最後に施設の器具を用いたトレーニングを体験させて頂きました。     「自分のことは自分でやりたい」 「家族に迷惑をかけたくない」   そんな人にこそこういった介護予防フィットネスのサービスを利用して欲しい。 何歳になってもちゃんと鍛えれば結果は出ますからね。 特に他者とのコミュニケーションを取る機会が少ない男性はこういう場にもっと出てくるべきかなと個人的には思います。   超高齢化社会に突入し、健康寿命を延ばす取り組みが益々重要になっています。 そのためには適切に鍛えることが大事だけど一人では難しい。だから他の人と一緒に頑張れる環境が必要なんですよね。   気さくなスタッフの方が優しく運動指導してくれて利用者さんの満足度も高い『早稲田イーライフ津久野』おすすめですよ(^^) 堺市にお住まいの方で介護予防をご希望の方は是非相談してみてください。   LINE無料相談受付中! 友達登録はこちら☟    続きを読む